マイホーム計画に無理はありませんか?

いざ購入の為に動き出すと、住宅メーカー等の関係者は親切丁寧に気持ちよく対応してくれますし、素晴らしい提案をしてくれます。

夢だったマイホームが現実味を増していく過程はとてもワクワクするもので、明るい未来を確信出来る瞬間かもしれません。

でもね?一生にそう何度も経験しない大きな買い物です、水を差すようですがあえて言わせてください。

「ちょっと頭を冷やしましょう。」

購入後は物件に関して一切の責任を負うことになります。

簡単に転居出来なくなりますし、相応の金額を長期で返済し続けたり、将来はお子さんの教育費も掛かるはず。

場合によっては予期せぬ事情で売却することになるかもしれません。

夢のマイホームを買ったのに不幸になった、なんて事になる前にもう一度冷静に考えて下さい。

資金計画はしっかりと

金額がおおきい為に数百万円の差が小さく感じてしまいがちなので、注意が必要です。

マイホームを取得するためには、土地・建物の購入代金のほかにも、家具等の購入代、引越し費用、購入後の税金等の出費がかかります。

建売や中古住宅、マンションのように完成した物件を購入する場合は予算を大きくオーバーすることは少ないでしょうが、注文住宅の場合は内容に応じて価格はどんどん膨らみます。

最終的にいくら掛かるのかもう一度確認しましょう。

「坪単価」の落とし穴

建物の床面積1坪辺りの工事費の事ですが、どの工事までを含めての金額なのか厳密に決まっていません。業者によってまちまちです。

ベランダ・小屋裏収納などを含めた「施工床面積」で計算する業者もあれば、部屋の面積だけの「延べ床面積」で計算している業者もあります。

また、建材やキッチン・バスなどの設備費を含めるのか否かや、その品質でも価額は大きく変わります。

提示された金額が何を含めているのかを確認することはとても重要です。